28.車を考える
この文章は「準備準備講座」ですので、もうそろそろこの辺で・・・と思っていたところ、「もう少し書け、失敗談などあるだろう」との声が聞こえてきました。と言うことは、百姓暮らしの中身に少しばかり立ち入って書けということになりましょうか。
そうなるとまず考えられることは、物を運ぶ量が一輪車から軽トラックに一気に跳ね上がることです。軽であれ普通であれ、ワゴン車の荷台および後部座席をたたんで運搬スペースをつくって間に合わせている人も私の周囲にはいますが、収穫物のほかに堆肥や資材など様々なものの運搬が予想されるので、私は四駆の軽トラックを手に入れることをお勧めします。
田舎暮らしは車のあることが必須条件です。日常の買い物、とりわけ畑に関連して農協やホームセンターとの縁が深くなると、そうした農業資材の販売店は売り場面積を広くとれる郊外にある場合が多いのでなおさらです。乗用車の車種についてとやかく申し上げる資格は私にありませんが、仮に家族で車が2台必要ならば、その1台を軽トラックにしてはいかがですか、といいたいのです。農家では廃車にした軽トラックの運転席の屋根を取りはずして畑や果樹園の中で使ってるくらい、軽トラックはとことん使いきるので、中古のものが市場に出ることは少ないと言われていますが、私は現に知り合いの自動車整備工場に頼んでおくと、15万円から25万円くらいで性能のいいものを見つけてくれます。新品は望ましいにしても、田舎暮らしも日が浅く、まだ収穫物の成果も定かでないのに生産の一手段であるトラックだけが新しいというのは、投資のしすぎではないかというのが私の考えです。
借りられる畑が近くにあるとは限りません。舗装のしていない農道や畦を走るケースが多うでしょうから、同じ軽トラックでも四駆であることが望ましいのです。
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